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ダイエットにはレモンがいいらしい

レモンの栄養成分とその効果

レモンの栄養成分といえばビタミンCが有名ですが、それ以外にも多くの栄養素が含まれています。
成分と同時に、その効果もチェックしておきましょう。

まずビタミンCですが、高い抗酸化作用があります。
肌の老化は細胞の酸化によって促進されるので、ビタミンCをたくさん摂取することで老化を抑制することが可能です。
また、みずみずしい肌を作るコラーゲンを作るサポートにもなります。
レモンには、そんなビタミンCが温州みかんのおよそ1.4倍も含まれているのです。

ビタミンC以外ではクエン酸もたくさん含まれており、こちらは温州みかんの約6倍の量です。
クエン酸には、カルシウムを始めさまざまなミネラルの吸収を高める「キレート作用」という作用があります。
また、乳酸の生成を抑える働きがあるので、疲労回復にも良いです。

美容の観点でいうと、レモンの白い皮に多く含まれるエリオシトリンという成分にも注目です。
これは老化予防の効果が高いポリフェノールで、レモン以外の柑橘類に比べてたくさん含まれています。
あとこれも白い皮に多いですが、ヘスペリジンという成分も豊富です。
これもポリフェノールの一種で、中性脂肪の値を下げたり、血流を促したりする働きがあります。

レモンの栄養成分に期待できるダイエット効果

美容にいいレモンの栄養成分ですが、実はダイエットにも効果が期待できます。
先ほどのエリオシトリンという成分には、メタボリックシンドロームの改善や予防に有効という報告があるほどです。

また、レモンをよく食べる人は血圧が抑えられます。
1日0.7個以上食べると最高血圧が低くなり、食欲が抑制される効果が期待できるそうです。
加えて、脂肪や糖の代謝に関係するアディポネクチンという善玉ホルモンにも良い影響を与えます。

レモンを効率よく摂取する方法

以上のように美容やダイエットに良いレモンですが、そのままでは酸っぱすぎてたくさん食べることができません。
そこで、レモンの栄養成分を効率よく摂取する方法として、レモン水をおすすめしましょう。

レモン水の作り方は簡単で、レモンを1個(市販のレモン果汁でも可)を用意し半分に切り、それを絞って水200ml入れてよく混ぜるだけで完成です。
レモン汁の量で、好みの酸味に調節するとよいでしょう。
また、レモンを丸ごと使う方法もあります。
5mmぐらいの幅でスライスし、それを3~4枚、水1リットルを入れた容器に入れ、それを冷蔵庫で冷やすだけです。

いずれの方法でも、保存できる期間は2日程度ですから、作ったレモン水は早めに飲むようにしましょう。
また、レモンだけでなく一緒にミントの果汁を加えても、栄養に良いだけでなく味も変わっておすすめです。