デート・恋愛

初対面でもタメ口でもOK?

親しみを込めたつもりでも失礼な印象になる

もし女性との距離を縮めるにはタメ口で話すのがいいと思っている人がいたら、考えを改めましょう。
大学生同士のコンパのような雰囲気なら、それでも大丈夫な場合はあるでしょう。
しかし、真面目な交際を求める婚活パーティーのような席で会う初対面の女性にタメ口で話しかけると、ほとんどの場合「失礼なやつ」と思われてしまいます。

実際、婚活パーティーを主催する団体によるアンケート調査でも、女性の95%が男性の初対面でのタメ口をNGとしていることがわかりました。
もちろん仲良くなってからならタメ口でもかまいません。
しかし、ある程度親しくなるまでは、不用意にタメ口を使わず敬語で接するのがいちばんです。

モテない経験をしてきた僕もよくわかりますが、モテない男性の場合、特に年下の女性に対して、親しみやすさを出そうとしてタメ口を使う傾向があります。
もちろん相手を見下しているわけではなく、それが親しみやすさを出す精一杯の努力なのです。
堅い敬語で話しかけるより、タメ口の方がその場の雰囲気も和むはずと考えるのではないでしょうか。

しかし、自分がいくら好意でやっているとしても、それは逆効果です。
タメ口をきかれた女性にとって気分のいいことではありません。
相手がたとえ年上の男性でもそうです。

婚活パーティーでの男性のタメ口がNGと答えた女性によると、タメ口を使う男性は「馴れ馴れしい」、「不真面目」、「気を使えない」など、否定的な印象を受けてしまうとのことでした。
稀に初対面でのタメ口をOKとする女性もいますが、本当にごく稀で、全体の5%にも満たないと思ってよいでしょう。

タメ口を使ってもOKなタイミングとは

もちろん、関係性によってはタメ口がOKな場合もあります。
タメ口がNGなのは、お互いまだ親しくなっていないからです。
婚活パーティーのような、お互いが初対面で、まだ相手のことをほとんど知らない場合にタメ口を使ってくる男性が受け入れられないのは当然でしょう。

つまり、お互いのことを理解し、ある程度仲良くなってからならタメ口を使っても大丈夫だということです。
ただ、タメ口に切り替えるタイミングがわかりにくいのではないでしょうか。
その場合は無理にタメ口を使おうとしない方が無難です。

仲良くなれば自然とタメ口になってしまいます。
そんな時は、「ごめんなさい。楽しくてタメ口になっちゃいました」と謝ってみましょう。
女性がタメ口OKのタイミングなら、きっと「もう仲良しだし、タメ口でいいよ」などと言ってくれるはずです。

それまでは、相手の年齢にかかわらず敬語を使いましょう。
その方が女性から「真面目で誠実な人」と思ってもらいやすいので、好感度アップにもおすすめです。