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体が歪んでいるといわれました

体が歪んでいる?歪みはなぜ起こる?

私たちの体は骨と筋肉によって支えられていますが、この土台となるのが骨です。
骨格や骨盤が歪んでしまうことで、頭痛や肩こり、また内臓にも影響します。

こうした歪みはどうして起こるのかというと、いくつかの要因が考えられます。
まず1つは筋力不足です。
筋肉が弱くなると体を支えるのが骨だけになってしまうため負担がかかり、歪みやすくなります。

姿勢の癖も歪みの原因で、例えば座るときに同じ足を組んでいる、また立っているときに自然と同じ足に体重をかけている、こうした姿勢の癖によって歪みが起こります。

また歪みは妊娠や出産によって体が大きく変化することも原因となります。
妊娠するとおなかが大きく重くなり、子宮が大きくなっていけば心臓も杯も圧迫され、内臓の位置が上がるのです。
こうした急激な体形の変化についていけず、体の重心が崩れて歪むといわれています。

体が歪むとこんな症状がおこる

体が歪むことで腰痛や頭痛、冷え性、肩こり、また生理不順やむくみ、自律神経のゆがみなども引き起こします。
骨盤、骨格が歪むと体の可動域が狭くなりますし、体の一部に負担が集中、リンパ液や血液の流れが滞ることもあるのです。
こうしたことが原因となって様々な症状がおこります。

症状がずっと続くと、もう私はこういう体・・と不調であることが当たり前になり、改善しようという気が起こらないこともあります。
しかしこのまま年齢を重ねると他にも不調箇所が出てくる可能性があるので、しっかり改善しておく方がいいのです。

体が歪んでいるかどうかチェックしよう

体のゆがみのチェックはいくつかの項目があり、その項目に当てはまる数が多ければ多いほど、歪んでいる可能性が強くなります。
左右の方の高さが違う、猫背、O脚・X脚、肩こり、腰痛、胃もたれがある、お尻や胸の位置が下がっている、実年齢よりも更けて見られる、女性は月経痛がつらい、姿勢が悪いといわれる・・・など項目をチェックしていきましょう。

こうしたチェックをすることで、自分に歪みがあるかどうか、客観的に判断できます。
歪みがあるとわかったら、どのようにすれば歪みを直すことができるのか、また予防についても考えることができるでしょう。

歪みを予防する運動や正しい姿勢

歪みを直す方法は、自宅で行う方法もありますし、整体などに行ってプロに直してもらう方法もあります。
プロに直してもらうとしても、筋力をつけて歪みにくい体にしていくことが必要ですから、日々、ストレッチを行ったり、スクワットなどで筋力をつけるなど、少しずつ歪み解消のトレーニングを行いましょう。

腹筋を鍛えるほか、背筋はよい姿勢のもととなりますので、腹筋同様、背筋も鍛えます。
いきなりハードにやってしまうと疲れて継続できないので、少しずつ回数を増やし、無理なく行うことがポイントです。